私のクラシカルオーボエ

2013年3月10日(日)

このブログが空白の約3年半、特に後半2年は楽器から遠ざかっていた。やっと今年に入り時間が出来、オーボエを吹くことが可能になった。とその喜びのつかの間、また4月から、こんどは以前にも増して仕事が忙しくなる予定。ただ年齢のこともあり(いつまで吹けるかわからないから)、なんとか練習時間を持つように努力する予定だ。そのためには目標の設定が大事。ということで、今年のオーボエの目標は
「クラシカルオーボエのリードの自分のスタイルの確立」
だ。

私のクラシカルオーボエは、Marc Ecochard氏作のGrenser 7キーモデルだ。非常に使いこなしが難しく、どのようなリードが適切か皆目見当がつかない。師匠からはこの楽器はあきらめろ、に近いことを言われる始末だ。

私の古楽器仲間のJ氏の持っているクラシカルオーボエは同じGrenserモデルだが、製作者は長谷川氏。これはクラシカルオーボエの世界標準と言って良い楽器で、これを吹いているプロは非常に多い。その長谷川作楽器と私のEcochard作楽器の一番の相違は、全長だ。私の楽器のほうがかなり短いのだ。短いということは、楽器の持っているピッチが高いということになる。そのため、クラシカル楽器の世界の共通ピッチA=430Hzにしようと思うと、かなり長いリード、またはかなり太いリードにしなければならない。

私の楽器を買ったとき、製作者のEcochard氏からリードも数本購入した。チューブ45mm、幅8.5mmのスペックだ。しかしそのどれを吹いても、ピッチは430よりは高い。長いリードを作ったところ、ピッチは430Hzにはなった(当然だ)。ただし今度は、下の音で音がうがいするような現象(ヴォルフ Wolf、つまり「狼」なる現象)が起こってしまう。私の作ったヘボリードではこの現象が顕著だ。そして師匠に作っていただいた高い性能のリードでも、pppでやはり少しこの現象が出てしまう。

しかしそのWolfが出るリードも、管に入れれば入れるほど、Wolfの度合いは減る。管から抜いてピッチを低くすればするほどWolfはひどくなる。

そしてモダンのリードのような、高いピッチのリードを使うと、管の中にたくさん入れてもかなり抜いても、Wolfは出ない。

これらのことにより、私の楽器はピッチ430Hzよりは高い楽器である、という結論を得た。様々なリードで試したが、この楽器はピッチ438Hzあたりが一番性能が良いように思う。もちろんこのピッチではWolfは出ない。

たとえば弦とオーボエ四重奏をやるのならピッチ438でも問題無い。しかし管の仲間と一緒に演奏するときは、430Hzにしなければならないので、「より問題の少ないリード」を開発しなければならない。これが私の今年のテーマだ。

私はクラシカルオーボエ用リード製作には、モダンリード用のリードメイキングマシンを使用するため、幅は8.5mmが最大幅となる。また、別の問題のためリードにワイヤを巻かなければならないためリード形状はロングは不可でショートでなければならない。この条件でリードを作らなければならない。

ピッチを低くするため、チューブはモダン用47mm、横幅8.5mmで何本か作った。リードの全長はチューブ底からリード先端まで74mmというかなり長いリードでやっとピッチは430HzとなるがWolfは結構出る。

そこで発想を変え、モダン用のリード(チューブ46m、幅7.2mm)をかなり抜いて楽器に入れて吹いてみたところ、ピッチもWolfも、前記のリードよりはずっと良い。リードが細いため高音が得意で、ハイFもほどんど失敗が無い。これならモーツァルトのオーボエ四重奏曲も出来る、と自分の腕も省みず欣喜「豚」躍したのだが、今度は上のHが不安定という別の問題が発生。ヤレヤレ。。。

ほとんどゲーム感覚で、またはヤケになっていろいろなタイプのリードを試している今日この頃である。

少し復活

2013年3月9日(土)

このブログ、記事数が大変少ないまま約3年半の空白となってしまった。その主な原因は、このブログから私の会社へのリンクがあることだ。調べようと思えば私の名前と会社がわかってしまうため自由な発言ができなかった。なので、そのリンクを切った。これで少し自由な発言ができるため、記事数が増える(かもしれない)。

今後に請ご期待。

ミンコフスキ/ルーヴル宮音楽隊演奏会

2009年11月6日(金)

11月3日は三宮門下生発表会に参加し演奏した。場所は、東京オペラシティー内の近江楽堂。響きの豊かなすばらしいホールだ。東京オペラシティーに行くのは大変久しぶりで、最近はコンサートにも全く行っていない。と東京オペラシティー内を歩いていると、「ミンコフスキ」のコンサートポスターが目に入った。ミンコフスキと言えばラモー、そのラモーを演奏するコンサートがその2日後の11月5日にある。最近聴いているCDや映像のほとんどがラモーの私はすぐチケットを購入した。

で昨日、11月5日がその演奏会だった。マルク・ミンコフスキ指揮、ルーヴル宮音楽隊のコンサートだ。この組み合わせの映像は、CS放送のクラシカ・ジャパンで録画した、ラモーのガラ・コンサートでよく見ている。

コンサートの開演時間少し前に、ミンコフスキが通訳を連れてステージに現れ、曲順の変更を告げた。こんなことは普通は場内アナウンスで流されるだけなので、少々驚いた。

さて前半の曲は、ラモーのオペラ中の管弦楽曲をミンコフスキが編曲した、「もう一つのサンフォニー・イマジネール」。時間になり団員が入場したが、クラリネットも2人入っている。えっ、なんでラモーにクラリネット?そしてオーボエは、と見ると、バロックオーボエではなくクラシカルオーボエだ。チューニングのAは、確かにバロックピッチではない。

なんと、ラモーをクラシカル楽器で演奏するのだ。こんな演奏は聞いたことがない。期待が高まる。そして音楽が始まった。音が、音楽が、やけにすっきりしていることにすぐ気が付いた。この理由は明らかで、木管楽器がバロック楽器ではなくクラシカル楽器と、バロックより進歩した楽器だからだ。ただ、弦楽器はバロック弓を使用していた。(ラモーなので当然か。)

ミンコフスキの音楽は、ミンコフスキ自身が音楽を非常に楽しみながら演奏していることがよくわかり、実に楽しい演奏だった。また音楽も音量も変化に富み、多彩な音楽だった。クラリネットも一部の曲に入っていたが、クラリネットが好きでない私にも違和感は全然無かった。(そのクラリネットに楽器の事故があったのは残念だったが。)またミンコフスキはサービス精神が旺盛で、ときおり客席を向いて短く、かつ日本語の単語を交えて曲の紹介を行った。またオケの技術は極めて高く、かなり速いテンポをものともせず演奏していた。

私の好きなラモーの音楽を、クラシカル楽器で聴くという大変稀なチャンスに遭遇し、かつ演奏もすばらしく満足した。

後半は、モーツァルトのボストホルンセレナーデ。この曲は弦楽器は(当然)クラシカル弓で演奏していた。さてこの曲は私は2回演奏したことがあるが、木管楽器にとってはコンツェルタンテといえる箇所もあり、演奏して実に楽しい曲だ。音楽を楽しみながら指揮するミンコフスキなので、愉悦に富んだ演奏だった。そして、仰天する演出があった。

この曲の名前のとおり、ポストホルンで演奏する箇所がある。ポストホルンという名称だが通常はラッパ奏者が演奏する。この演奏する箇所の直前、ラッパ奏者がステージからいったん退出した。てっきり、舞台裏かバルコニーでポストホルンを演奏するのか、と思ったが、その予想は全くはずれた。郵便配達夫の格好をしたラッパ奏者が、郵便配達用の赤い自転車にまたがりポストホルンを吹きながらステージに登場したのだ。自転車をこぎながらなのにポストホルンの音はまったく揺れず、見事な演奏。そしてもっと見事なのは、自転車の乗り方。普通片手運転で極めてゆっくり自転車をこげば、かなりふらつくのは当然だ。ところが当のラッパ氏、ステージの狭い空間を自転車でゆっくりまっすぐにふらつかずに乗る。この自転車の乗り方は、かなり自転車に慣れた人だろう。そして、ヴァイオリンの女性に手紙を渡し、ステージ端まで行って戻ってくると、指揮台付近でベルをチリンチリン鳴らし、小包をミンコフスキに渡す、という演出まであった。最後に音をちょっとはずしはしたが、そのような演出にもかからわず見事にポストホルンを吹ききった。

ここは曲の途中だが、拍手で応えたいところだ。しかし大人しい聴衆から拍手のなかったことは大変残念だった。先のラモーもそうだが、ミンコフスキはそのような聴衆の反応、コミュニケーションを待っていたように思うからだ。

さてここで、オーボエについて述べる。この演奏会で1stオーボエを吹いたEmmanuel Laporte氏の名前は私は知らないが、極めて上手い人だ。演奏した楽器は、なんと2キーのクラシカルオーボエなのだ。2キーのクラシカルオーボエは私の知る中で、最も難しいオーボエ属楽器だ。バロックオーボエの10倍難しい楽器、と思う。一番難しいのは、上の音を出すポイントが非常に狭いためちょっと油断するとオクターブ下に落ちてしまう、ということ。バロック時代より音の華麗さが求められた古典時代、オーボエの内径は細くなって行き設計は変わって行った。その過渡期の楽器が、この2キークラシカルオーボエだ。この難しさのため、1800年以降はオーボエにどんどんキーが付加され、現在のモダンオーボエに至るのだ。さてその最も難しい楽器をもってして、件のLaporte氏はほとんどはずさなかった。私が認識したのは、ハイDで2回、ハイAで1回失敗しただけ。この難しい曲でそれしかはずさないのは神業としか言いようが無い。音色は、普通のクラシカルオーボエとはかなり異なる、モダンオーボエに近い音色だ。そして音量は小さいのによく聞こえるという、たとえればモダンオーボエのシェレンベルガーのような奏法だ。

このLaporte氏の奏法を、私なりに分析すると、次のようになる。2キークラシカルオーボエで上の音が落ちないようにするにはかなりの息のスピードが必要。弱音でも息のスピードを保つために、かなり小さなリードでかつリードの下側の振動を止めるようにして吹いているのではないだろうか。要するに、リードをあまり鳴らないようにして速い息を送ることで落ちることを防ぎ、また良い音色を保っているのではないだろうか。まあ、下手な私が超一流のクラシカルオーボエ奏者を分析しても分析しきれるものではないが。

ということでこの演奏会、楽しく、高い技術に驚嘆し、実に満足した。このような楽しい気持ちで帰途に着いたのは本当に久しぶりの体験だった。

30年前の亡霊

2009年8月30日(日)

私は学生時代にオーボエを始めて以来、室内楽を多数演奏してきた。特にフランス物、その中でもジャン・フランセの作品は非常に好きだった。バロックオーボエの音楽活動がメインの今も、フランセは好きな作曲家だ。

昔話になるが、学生時代の最後に、やはりフランス音楽が好きな大学オケ木管の連中と室内楽演奏会を開いた。もう30数年前の話だ。フランスの木管室内楽の作曲家作品を並べた、意欲的コンサート、ではなく、無謀なコンサート。いまそのプログラムを見ると、その無謀さに驚く。このプログラムだ。私はこれらの曲のうち、一番難しい、フランセの四重奏曲と、イベールの五重奏曲「3つの小品」を演奏した。まだオーボエを始めて数年でこれら難曲とは、コンサート企画だけでなく私自身も無謀の一言だ。

なぜこのような昔話がこの記事のテーマかというと、その演奏会の録音を、その演奏会発起人の一人である後輩がブログで公開してしまったからなのだ。それも、演奏はYouTubeで全世界に公開。フランセ/木管四重奏曲イベール/五重奏曲「3つの小品」だ。

これらの録音は私もカセットテープで持ってはいたがもう数十年聞いていない。で、久しぶりに自分の演奏を聞いて、かなり驚いた。自分たちの演奏にこのように言うのはおこがましいが、特にフランセは30年前当時のアマチュアレベルよりはかなり上の演奏かもしれない。アンサンブル力・技術力はかなりあり、勉強はそこそこにいかに練習したか、が良くわかる。そして自分自身の演奏についても、30年前の私は今よりも指は回り、リズムは正確、音色は素直なのだ。この30年、ちょっとはうまくなった部分もあるが、根本はあまり変わっていないのだ。

いま思い返すと、この30数年前の演奏会の日をもって、私の人生とオーボエは「冬の時代」に突入した、という気がする。前者はさておいて、私のオーボエが「冬の時代」とは次の意味だ。

この録音のとおり、昔の私の音色は非常に素直な音だった。それもそのはず、その当時の師匠は井口博之師だったからだ。井口師はバロックオーボエ大御所のJ.シェフトラインの弟子。なので、井口師の奏法は、ギトギトしたドイツ奏法の正反対の、浅いアンブシュアの清楚な音色。その奏法は、シェフトライン直伝のバロックオーボエ奏法的部分もあったに違いない。私もその教えを守り、清楚とは言わないまでも録音のとおりの素直な音色だった。ところがこの後に市民オケに入団したところ、この音では全然通用しなかったのだ。特に音量が。周りの木管が野太い、時としては荒い音のため、こちらもそのように吹かないと対抗できないのだ。また当時のアマチュアオケでは、ドイツ的な音を出さないとオーボエ吹きとして評価が低かったこともある。そのためアンブシュアのポイントはどんどん深くなり、結果として表現力はゼロ、音は硬い、dimでぶら下がる、アタックは汚い、音程は悪い、となってしまったのだ。(もちろん悪いのは井口流奏法ではなく、教わった奏法を守らず我流に走った私であることは言うまでもない。)このどうしようもない下手な時代、私にとってのオーボエ冬の時代はバロックオーボエを始めるまで続いた。現在のバロックオーボエの師匠、三宮師に私の数多い欠点を矯正していただき、やっと「冬の時代」から脱出できたように思う。(まだまだ駄目な部分はたくさん残っているが。)

と、そのようにいろいろなことを考えさせられた30年前の亡霊だった。

PHPフレームワーク

2008年9月15日(月)

私はデスクトップアプリケーションの開発はC++、WEBアプリケーションはJava、Pythonで開発することがほとんどだ。WEBアプリで主流のPHP、Perlは通常は使わない。

4年ほど前だが、中規模のWEBアプリケーションを受注した。発注者側の希望はPHP言語での開発だったが、調査したところPHPでは不適当という結果となり、Java/Strutsで開発した。そのときPHPが「不適当」となった理由は次のように記憶している。
・開発効率を高めバグを少なく抑える観点から、開発はオブジェクト指向言語にしたい。しかしその当時のPHPは、オブジェクト指向機能が強化されたPHP5が出たばかりで、安定性に疑問があった。PHP4ではオブジェクト指向機能が不足していた。
・当時のPHP5周辺ライブラリはほとんど非クラス(非オブジェクト指向)だった。
・PHP5用のWEBアプリ用フレームワークが無かった。

このたび仕事先でちょっとしたWEBアプリを開発することになった。小規模アプリなので私は当然 Python/TurboGears での開発を提案したが却下され、PHPに決定となってしまった。ただ私の強い意向で、PHPフレームワークは使用して良いこととなった。

PHP言語は、オブジェクト指向できちんと作ればメンテナンスしやすい強固なプログラムを作ることができるが、(素人が作るような)力技のメンテナンス性に欠けた脆いプログラムも作ることができる。まあ自由度の高い言語といえばそうなのだが、自由度が高すぎるのも困ったものだ。そこで自由度にたがをはめる必要がある。その制約がフレームワーク、という訳だ。

調査したところ、結構良いフレームワークが出ているのに驚いた。私が良いと思ったのは
CakePHP, Ethna, CodeIgniter, Symfony の4つだ。これらはみな、Ruby言語の「お化けフレームワーク」である Ruby on Rails の影響を受けている。Ruby on Railsの人気は大変なものだ。他のあらゆるスクリプト言語で、Ruby on Railsライクなフレームワークが誕生している。PHPでもこれら4つがその代表選手だ。中でも CakePHPは、4つの中で一番 Ruby on Railsに近いような気がする。いまは、Symfonyを重点的に調査中だ。

それにしても私はPHP言語はそれほど好きになれない。大きな理由は、感覚的なものだが、ソースコードのルックスがあまり綺麗でないように感じるからだ。例えば、スクリプトの前後を
<?php

?>
で囲むのはどうも好きでない。また変数の前に $が必要なのもどうも美しくない。また例外処理で、finally が無いのは不満である。とはいえ仕事なので、好き嫌いには関係なくPHP+フレームワークでの開発作業にとりかかる。

IE6とIE7の共存

2008年5月23日(金)

先週の記事 WindowsXP SP3再起動問題のとおり、新マシンにWindowsXP SP3をインストールした。ブラウザは、最新のInternet Explorer7(以下IE7)にバージョンアップ。当社では初めてのIE7だ。歴代のInternet Explorerは標準と異なる動作があり、IE6からIE7のバージョンアップで何らかの問題が発生することは予想していたが、やはり発生した。なんと会社のホームページの画像がずれて表示されている。IE6では<img>タグで画像を隙間無く並べようとしたとき、他のブラウザでは発生しない隙間ができてしまう問題があり、少々姑息な手段(いわゆるCSSハック)で対応していた。その部分がIE7ではNGとなっている。

IE7をインストールしたIE7は私のマシンではない。私の開発マシンにIE7をインストールする必要があるが、IE6も残しておきたい。しかし、IE6とIE7を共存することは不可で、IE6をIE7にバージョンアップしたら共存どころかIE6には戻れない。

なにか良い手立ては無いものかとネットを探したところ、次の2つの方法があった。
1.スタンドアローンIE7
VelocIT Toolsというサイトの”IE7 Standalone”である。これはまさにスタンドアローンであり、IE6と共存できるらしい。早速ダウンロードし、インストールしようと試みた。このソフトの面白いところは、マイクロソフトからIE7をダウンロードし、それはインストールせずに”IE7 Standalone”ディレクトリにコピーし、”IE7 Standalone”のインストーラを走らせる、という点だ。早速試みたが、マイクロソフトからダウンロードするIE7は英語版を想定しており、日本語版IE7ではメッセージが出てインストールできなかった。

2.MultipleIE
MultipleIEというフリーソフトだ。これは、E3, IE4.01, IE5, IE5.5, IE6 が同梱されており、IEの好きなバージョンをインストールできる。早速、私の開発マシン(Windows XP SP2, IE6)にMultipleIEのIE5, IE5.5, IE6をインストールしてみた。

これは上手く行った。インストールした3つのバージョンが別々に動作する。メニューは英語だが、何の設定も不要で、そのまま日本語のサイトが表示できる。

様々なサイトを表示させてテストし、このソフトは問題なく使えることがわかった。そこで、私のマシンをIE7にバージョンアップした。IE7にバージョンアップ後も、MultipleIEは問題なく動作している。

いや、取るに足りない問題はあった。IE7バージョンアップ後のMultipleIEのIE6で、”Favorites”ボタンを押下すると左サイドバーに以前のIE6と同じ「お気に入り」リンクリストが表示される。そのリンクのひとつをクリックすると、なんとWindowsの「印刷」ダイアログが出て来てしまう。まあこれはキャンセルすれば良いし、そもそもMultipleIEのIE6で「お気に入り」を表示させなければよいのだから、このバグには目をつぶることにした。

なお少し気になることはある。それはMultipleIEの動作の問題ではなく著作権の問題だ。インストールされたMultipleIEディレクトリ中を見ると、各バージョンのIEと関連DLL(どうみてもマイクロソフト製)が格納されている。これは、未確認だがIEのライセンス違反になるかもしれない。

とはいえ、複数バージョンのIEを共存することができた。早速会社のホームページを修正し、IE6,IE7で正常に表示させることができるようになった。

これを機会に、サイトチェック用に他のブラウザもインストールした。今後、WEBアプリ開発時は次のブラウザでチェックすることにした。(ちなみに私のメインブラウザはFireFoxだ。)

・Windows
(1)FireFox
(2)IE6
(3)IE7
(4)Opera
(5)Safari

・Linux
(1)FireFox(Windows版FireFoxとは同一バージョンでも異なる動きの場合があった。)

本来はこの他にMac上でのIEとSafariが必要だろうがMacは所有していない。買っても他に使い道が無いので。。。

それから、IE5.5以前はユーザが少ないことが予想されるため無視することにした。

出演した演奏会(2)

2008年5月22日(木)

前回の記事出演した演奏会(1)の続編である。今年2回目に出演した演奏会は次の演奏会である。

[タイトル]Soli Deo Gloria<賛美と祈りの夕べ> Vol.238
2008年4月12日(土)

[曲目]
J.S.バッハ カンタータ85<わたしは善き羊飼い>
F.シューベルト<神はわが牧者>
H.ディストラー<喜びに満ち、そして優しく>
A.クナープ<復活によせる聖母の喜び>

[会場]日本キリスト教団 本郷教会礼拝堂(東京・上荻)

[指揮] 淡野太郎/淡野弓子
[独唱]
アルト  淡野弓子
テノール 依田卓
バリトン 淡野太郎

[オーケストラ]ユビキタス・バッハ
[合唱]ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京、アンサンブル・アクアリウス

この団体に私は原則としてバロックオーボエ(モダンピッチ)で参加していた。「いた」と過去形なのは、もう1年半くらい出演していないからだ。久しぶりに参加したのだがバロックオーボエではなくモダンオーボエで参加した。

この演奏会の1週間前に、同じシリーズの演奏会

Soli Deo Gloria<賛美と祈りの夕べ> Vol.237

があり、私はそれを久しぶりに聞きに行った。そのとき指揮者から、1週後の演奏会のオーボエメンバーがひとり決まっていないとのことで出演要請があった。ずっと出演していないとはいえ私はメンバー。人がいないと聞いて断ることはできない。すぐに引き受け、楽譜をその場でもらった。なんとその翌日が唯一の練習日で、1週間後が本番である。以前書いたようにバロックオーボエはモダンの数倍難しいため、モダンオーボエで出演することにした。

その日はメンバーと飲み、夜遅く帰宅。翌朝ちょっとだけ個人練習し、午後全体練習というハードスケジュール。

私が吹いた曲はカンタータ85番の2ndオーボエである。3曲目がオーボエ2本のオブリガートソロ。オーボエの相棒は音色が非常に綺麗な人のため、私は数週間前に演奏したフランセとは全く異なる奏法・音色で演奏した。本番は、ちょっと装飾をいれてみたりバロック的に音をふくらましてみたり結構遊ぶことができ、実に楽しい本番だった。本番で演奏していて楽しいという経験はそうあるものではない。

さてこの曲(カンタータ85番)には後日談がある。この数週後にあったバロックオーボエのS師匠のレッスンでこの曲をレッスンしてもらった。私が演奏しなかった1曲目を含めてのレッスン。幸運にも師匠は1年くらい前にBCJでこの曲を演奏したそうだ。そのためかレッスンは厳密で、その1曲目の1段目の数小節に1時間近くを要してしまった。一番の問題は「金太郎飴」。つまり、私はバロックオーボエを吹いているのにモダンオーボエ的な均一な演奏、ということだった。(「均一」が即ち「金太郎飴」ということ。)モダンでこの曲を吹いた後遺症が残っていたようだ。

出演した演奏会(1)

2008年5月17日(土)

細々とアマチュア音楽活動している私は、出演する演奏会はそう多くない。せいぜい年に4、5回といったところか。そしてバロックオーボエをメイン活動にしているため、バロックオーボエの演奏会がほとんどで、モダンオーボエで出演する演奏会は久しくなかった。

ところが、今年に入り出演した演奏会が2回あったが、なんとどちらもモダンオーボエ。

その今年最初の演奏会が3月にあった。Esprits du Vent(エスプリ・デュ・ヴァン)という木管アンサンブルの演奏会である。

その演奏会で、私は

ジャン・フランセ/オーボエ、ファゴット、ピアノのための三重奏曲

という曲を演奏した。この曲は1994年に作曲された曲で、フランセ晩年の作品である。バロック人間の私にとって好きな作曲家はJ.S.バッハを始めとするバロックの作曲家達だが、その次はフランス近代の作曲家だ。その中でもとりわけ、ジャン・フランセは私の好きな作曲家である。フランセの作品は演奏の非常に難しい曲が多いのだが、今回の曲もご多分に漏れず超難曲だった。

昨年の11月にバロックオーボエの発表会があり、その後はこのフランセに専念するためにバロックオーボエを絶ち、ひたすらモダンオーボエを練習した日々だった。ひたすらメトロノーム相手に、Des-dur、H-durのスケールやら曲中の難しいフレーズの練習のうんざりするような日々。しかしアマチュアの私、それも、指が回らない、舌が遅い、音程悪い、音色悪いの四重苦の私がちょっとくらい練習しても、曲が難し過ぎた。

この曲の他のメンバーも良く練習する人たちで、合わせ練習では毎回のアンサンブルの上達がわかり、楽しい練習だった。曲が難しいため、この曲のみの3時間の合わせ練習を計10回ほど行った。ひとつの曲の練習量としては、合わせ練習・個人練習とも私の音楽歴で最も練習した曲だった。

結果は、「アマチュアの演奏としては」という前提付きで好評ではあった。しかし私としては、私個人としてもアンサンブルとしてももっと上のレベルを目指しておりそれはできなかった。この曲、今後機会のあるたびに再チャレンジしてさらに上のレベルを目指したい。

WindowsXP SP3再起動問題

2008年5月16日(金)

今週前半、新パソコンにWindowsXPをインストールした。若干の問題はあったがインストールは正常に終了。次にWindowsを最新の状態にするため、Windows Updateを実行した。かなりの時間を要したが、Updateは正常に終了し、再起動。ところが、再起動後にログインしてもまた自動的に再起動される。何度ログインしても再起動の無限ループ。

インストールの過程で種々ドライバのインストールでトラブったため、ドライバの問題かもしれないと仮説を立てた。そしてやむなくWindowxの再インストールを行った。インストール後、最低限のドライバのみインストールし、Windows Updateを実行。今度はうまく行った。正常にログインできた。そして残りのドライバをインストールし、すべてOKと相成った。

この問題、前記のようにてっきりドライバの問題と思ったが、実はそうではなかった。次の記事を偶然見つけた。Windows XP SP3、今度はエンドレス再起動の問題生じるという記事である。

今回実行したWindows Updateでは、最新のService Pack(SP)3がインストールされた。そのSP3の問題だったのだ。

原因についてはWindows XP SP3の不具合続くに詳しい。次のとおりだ。

この問題は、HPやそのほかのOEMベンダーが、Intelベースのマシンで使われたのと同じイメージファイルをAMDベースのマシンに使用したケースで起きると記している。こういったマシンにSP3を導入すると、再起動を繰り返すなどの不具合が発生する。

「IntelとAMD用のイメージは同じであるため、どちらのシステムにもintelppm.sysドライバがインストールされ、動作している」とジョハンソン氏は記している。「このドライバはIntelベースのコンピュータで電力管理機能を提供する。AMDベースのコンピュータでは、 amdk8.sysが同じ機能を提供する。MicrosoftはKnowledge Baseの記事の中で、同一コンピュータに両方のドライバをインストールするのはサポート対象外の構成であり、そのイメージを採用したOEMに責任があると指摘している」

 「通常は、AMDベースのコンピュータ上でintelppm.sysを動作させても問題は起きないようだ。しかし、サービスパックをインストールした後の最初の再起動の際に大きな問題が発生する。コンピュータが起動できなくなるか、わたしの場合のように、0×0000007eのSTOPエラーコードを表示してクラッシュする」とジョハンソン氏は付け加えている。

そう、問題の起きたパソコンはCPUがAMDなのだ。上記中で

同一コンピュータに両方のドライバをインストールするのはサポート対象外の構成であり、そのイメージを採用したOEMに責任がある

と、責任はマイクロソフトには無いような発言があるが、それは違う。私がインストールしたWindowsはOEMではなくマイクロソフト純正だからだ。

上記記事の別の箇所で

さらにホイットマン氏は「この問題の影響を受けたシステムの数はわずかだ」と付け加えた。

とのこと。そうだろうか。それはともかく、滅多に発生しないとマイクロソフトが認識していることが私のマシンで発生したことは確かだ。そして、私はいままでWidowsの何倍もLinuxのインストールをしているがLinuxではインストール時に問題の発生したことはほとんどなかった、ということも付け加えておかなければならない。

spamメールの嵐

2008年5月15日(木)

今日はspamメールの嵐だった。1日で約1,000通を超えるのではないか。朝一番にメールを受信すると約350通のspamから始まった。ただ、これは通常のspamメールではない。ほとんどすべてがメールサーバからのエラーメールなのだ。つまりこういうことだ。

謎の人物Xが私のメールアドレスを騙り、おそらく数千のspamメールを世界に発信したのだ。相手先メールアドレスには存在しないメールアドレスが含まれており、そのメールサーバからご丁寧に「メールアドレスが存在しない」エラーメールが形式上の差出人の私宛てに送信された、という次第。

私はメールフィルタソフトPOPFileを社内サーバのLinux機にインストールして使用している。このPOPFileがメールに付けたspamマークのあるメールはダウンロードせずに即サーバから削除する設定になっているので、今回の事件で私のメールクライアントソフトのフォルダがspamメールで溢れるような実害はなかった。しかし、私のメールアドレスを差出人として世界中に数千のspamメールがバラ撒かれたとは、実に不愉快な話である。

ちなみにそのメールフィルタソフトPOPFileはもう4年使用している。その間の総受信数は約4万5千メール。検出精度は99.86%、つまり誤った検出は0.14%ということになるので、結構優秀なフィルタソフトだと思う。ちなみに受信した75%はspamメールだった。これを敷衍すれば、ネットを流れるメールの4分の3はspamということになる。この世にspamメールなかりせば、いかにネットは軽くならまし。

 
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職業はソフトウェアエンジニア。趣味はバロックオーボエとモダンオーボエ演奏。このブログでは、Python・Go・Scala言語、そのWEBアプリケーションフレームワーク、そしてバロックオーボエ・クラシカルオーボエの話題を中心に書いて参ります。

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